2010-04-26 徒然 生活 我らは打ち上げ花火。 ほんの一時輝く為に、ほんの一瞬 幸せの為に。 下らぬ戯れ言や、退屈な日々を打ち壊す為に。 全霊はその為に有り。 拠り所をも奪わんとする謎の圧力に、 隠した爪が牙を剥く。 釈然としない空気の中で、漠然と生きる為に生まれたのではない。 閃光を上げ、居所を知らせる。 私はここ、私はここ。 舞台の上は雲の上。 燕の様に、鷹の様に。梟の様に、烏の様に。 今日も雲間に挟まった日の光を引きずり出して 無理矢理首に巻く。