残り5%

残量と指元の駆け引き
引金を引いて飛び出す絵本
開けっぴろげの精神くまなく
掘り当て気味の宝の地図
臓物の中から鼻の先まで
引っ掛かりっぱなしの荷物検査
どこで間違えたのか
積もったテトリス
消えない思いで置きっ放し
ホウキで掃いたら 遠目で丸めた
黒目の瞳が命の火種
祈りの矛先 舌先三寸
ギリギリ手前で 急なブレーキ
とめどなく流れてる赤いなんとやらの
源流を見たくて ただそれだけ

耳に障る

貫く一筋の言葉の先っちょから飛び出てくるもう一人の自分と格闘しながら組んず解れつ、毒の舌に絡まる君のベロの行く先が心配になる今日この頃と昨日と今し方。
着飾った背中の文様とは裏腹の腹の奥底に仕舞い込んだ身近さとは無縁の関係性とはこれ如何に。しがらみという名の鉄柵の隙間から覗く笑顔の端っこに浮かぶ若干のヨコシマと邪推の数々。犯人探しはこのくらいにしましょうという提案の手を振り解き、結果として答えのない迷宮に迷い込んだかと思われたのもつかの間、魔が差した南向きより若干東寄りの太陽登りかけ、挨拶と交換の瞼の重さ、今日は一体どこに行ってしまったのであろうか。どこかに忘れてきたのか否か、いや、わざと忘れてきたのかも。地下鉄、車両、中身、誰かの内蔵。戸棚の片隅に体育座り。誰の目にも映らない地球の端から発信しつつある自我未満。勤勉さとは又違う、誰の命令でもない、強いて言えば生まれた瞬間の閃き。宇宙との交信。一方通行の看板をへし折りながら突き進む分からず屋とは一体誰のことかと問いかけようとしてやはり口をつぐむ。
開かれた脳味噌の電波逆探知。どこに行っていたのか意味の不明さと明快さ。展開の速さと追いつかなさから朝になっても見つからない行方不明っぷり。風が吹く方向は荒れ放題の海のど真ん中でどうもこうもない。ボートの上でひとりぼっち。取り残された小島で孤立寸前。三点倒立でバランス保つ伸身宙返り。身も心も蓋し忘れてだだ漏れになるイヤフォンから流れてくる音楽に乗せられる尻軽なハートの持ち主とはよく言ったものだよあはははははは


Eccy ニューアルバム 『Narrative Sound Approach』 2月22日発売

Eccyのニューアルバム 『Narrative Sound Approach』が2月22日に発売しました。

Candleは6曲目の「The Fool (Upright)」という曲で参加しています。



■TRUCK LIST
1. Splendor Solis
2. 天蓋のオリフィス feat. Shing02
3. After Midnight
4. Sickness Unto Death feat.どついたるねん
5. Modular Arithmetic
6. The Fool (Upright) feat.Candle,Meiso
7. Odd Eye
8. Blood feat.泉まくら
9. Open Face Spread
10. Lonely Planet feat.あるぱちかぶと
11. あのころ僕らは


https://store.kilikilivilla.com/product/detail/275


よろしくちゃんです。

昼夜幻覚

昨日と今日の狭間
昼間の歪さは月に反射
指咥えるような日々とは逆さま
不意に頬撫でる 風の向くまま


襟元を正してさあ行こう
ずっと探している この予感をいつも
気に入ってる曲をいくつか見繕う
静まる夜の隙間に潜り込む
イヤフォンジャックの甘い誘惑
スパイスは魅惑の淡い週末
時間を超えた気がした
閉まりそうなドアに滑り込んで
曇り空にそっと 蓋をしたりした
夜行性の好奇心
目をさます非常識
午前3時前 手招きするネオンサイン
すれ違いはない今夜も
きっと一緒
剥き出しの愛
人混みの液体
毛穴から吸う夜の空気は
麻酔の快楽
与えられるひと時の自由時間
白み掛けの空に
今しばらく背中を向け走り抜ける
手を繋いだ今日と明日に口づけ


Chanceの同僚、Save MoneyのVic Mensa

YoYo!!

2月22日にKiliKiliVillaから発売されるEccyのNew Album『Narrative Sound Approach』に
収録される曲「The Fool (Upright) feat. Candle,Meiso」の録音をしました最近は。


どんな曲になったかはお楽しみ。なので、楽しみにしていて著。


http://kilikilivilla.com/post/154797612109/news-20161222-eccy-%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0-narrative-sound


最近は、SydのNew『Fin』がいい感じ。



Sydの透明感と、退廃美。Kaytranada、ヤバお。



KaytranadaとVic Mensaのこれも名曲。



Bless.

おやまあ。

温い空気 悲喜とこもごも
詰まる言葉と 転がらない語呂
おぼろげなる 脳の奥底
イヤフォンジャックで 全て盗聴
青い歯の近距離感
近くても遠い 感じない体温
相性の善し悪し 回答待ち
最小公倍数の 長い行列
通りの向こうで 降る手のリズム
濃霧を掻き分け メトロに乗り込む
今日はどこに運んでくれるのだろう
この身体を 丸ごとタイムスリップ
瞬間は永遠か 平然と立ち尽くす
美しさと切り分け 見にくい景色
絞るフォーカス 遠視気味の目
天使の輪っか 演じる若さ
銀か金かの 二者と択一
演技は迫真 余裕で着地
確率的には 二分の一か
二つに割れた 我々の馴れの果て
進化の過程か はたまた割れる二股の外れの方
残念 丸なら向こうの罰か
笑った声が ことごとくディレイ
未明の前 4時間くらい
遡ってこんにちは 今日もよろしく。